326’s blog ”Let's Try It !” やってみよまい!

日々起こる出来事、try & eroor を書き留めよう‼︎

連休も終わり・・・。

暑中見舞い申し上げます。

お盆休みも終わり暑い中どうお過ごしでしょうか?

わたくし仕事柄、屋根に上って補修や雨漏りの調査などで走り回っている毎日です。

現役で職人やってた頃は瓦を専門に施工してましたが、今はカラーベストの補修なんかもやるんです。

この頃『カラーベストの割れ』ってクレームが多い!今からさかのぼる事十数年、アスベスト石綿)の健康への影響が大きく取り上げられ、アスベストの使用が禁止される事になります。

屋根材であるカラーベストもしかりで、つなぎに使われていたアスベストが使えなくなりノンアス製品の登場以降、お客様から割れ(クラック)等の問い合わせが多くなっています。

そもそもカラーベストって何?って話です。よく住宅情報で『木造スレート葺き』って記載されている”スレート”ってヤツです。

自分の個人的な見解でありますが、アスベスト不使用になってから製品自体の粘り気が無くなり、経年劣化で縮みやすくなった様に感じます。本体は専用釘4本で屋根に固定される訳で本体が縮めば弱い端部からクラックが入り、縮み続ける事である日突然割れたかの様にバラバラになるんです。※カッティングシートで作られた外部看板なんかで、文字の凹んどる角からクラックが入ってるのを見た事ありませんか?あれも紫外線や熱なんかでシートが縮んで起こるんですyo!

今の屋根工事の作業標準では、台風やゲリラ豪雨などで瓦を越して水が入った時の事を前提に、屋根下吹き防水シート(ルーフィング)を施工するので、クラックが入ったので即雨漏りってな事は無いのでご心配なく。

ただ、クラックが入らない方が良いに決まってます。入りやすい箇所というと、本体一枚物よりも隅棟や壁際などカットされた瓦がよりクラックが入りやすい傾向にあります。カットには『カラーベストシングルカッター』て専用工具があるんですが、これも新しいうちはエエんやけど刃が摩耗してくると『サクッ』と綺麗に切れなくなる。ハンドルをグイグイ押して『パッチン』って切れると、まっすぐ切れた様で見た目では確認出来やんぐらいのクラックが入っている事が良く有るんです。車やバイク同様、必要に応じてメンテナンスが必要です。

今回はカッターのメンテナンスを紹介します。

f:id:rururu326:20160819205555j:plainこれが、『シングルカッター』と呼ばれる専用工具です。幅が910mmのカラーベストを切る為、長さは 1m 程、重さは『不意に持つと腰をいわす』位とでも言いますか、メッチャ重いです。現代の物作りはどんどん軽量化されて使い易くなっているのに、なぜか古い物ほど軽い!

この工具の一番大切な部分が、屋根材を上下で挟んでカットする刃です。写真のたらこ唇みたいになってる隙間の部分これが肝で、硬い屋根材をカットしている内に刃は摩耗して、挟んでも切れ難くなるんです。そこで、前後にある固定ボルトで隙間を調整します。ハンドルの握りの方が後ろ、複雑なリンク構造になっている方が前になります。

下の刃はまっすぐで、上の歯が湾曲して取り付けてあります。

使い手にもよりますが、中央が使用頻度が高く減りやすく手前側(写真左側)から食い込んでいくので、ここの隙間が大きくなると切れなくなります。

マニュアルでは前後共、端部から50mm程の所で『前部:2mm』『後部:2.5mm』と成っていますが、カッター本体の使用頻度(30年近く使用している物も!)によっては、作動部『シャフト』の磨耗具合で全体のガタが生じるので、実際に試し切りしながら調整が必要になてきます。

中央部が減り過ぎて調整の限度を超えれば、刃の交換となります。

次回は『刃の交換!』 ”rururu326” でした。