先日改良して位置決めが安定したbrother 帽子枠でしたが、ツバが湾曲した一般的な形の野球帽へ刺繍する為、位置決めの確認で刺繍機を動かしたところ、一番ツバに近い両端部でツバと刺繍機本体との接触で帽子枠に無理な力が加わり異常停止、枠がズレるトラブル発生!
フラットバイザーキャップはツバが平らなので、本体と接触しても程良くしなって逃げてくれたんですが、湾曲したツバは強度が高く逃げてくれなかったんですネ。
そこで外していた『ひさし押え』を元に戻して使用してみると干渉はしなくなりますが刺繍位置が、若干上方向にズレる様です。
帽子枠の固定部爪がツバ縫製部分から5mm程ずれています。
そこの問題解消が、前回作った位置決スペーサーを使う事でしたが、ひさし押えそのままではセンターの出っ張りが邪魔なのでサンダーでカット、スペーサーにも逃げを作る事でスペーサーで位置決めしながらひさし押えも使用出来る様になります。
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ツバは若干、変形しますが固定用爪は端部にピッタリ合って位置決め完了です。※ツバの変形は作業終了後、速やかに元に戻せば大丈夫の様です。
やはりメーカーがテストを重ねて作った部品は無駄じゃ無いですよネ〜。
フラットバイザーキャップは『ひさし押え』を使わなくても大きな問題はない様でした。※擦れ防止の養生は必要です。
絶妙なクリアランスにびびった"rururu326"さんでした。