コーデュロイジャケットにワッペンつけてみた。
Wークマンで購入したコーデュロイジャケット右胸部、内ポケットの縫製が丸見えでなんか違和感を感じたのでワッペン作って貼り付けてみます。
イラレで作成したデータを元にプリント用データと刺繍用パンチデータを作ります。
先ず白のポリエステルツイルにプリント!
刺繍枠に起き縫い用シートを取り付けてワッペンの縁取りよりも少し大きめ(2mm程)にランニングステッチします。
ランニングステッチに沿って切り抜けば位置決め用の枠が出来ますネ!
裏側に両面テープでプリントしておいたワッペン生地を貼り付けます。※プリントの柄と切り抜いた枠の隙間が均等になる様にするとGoodです。
刺繍機に取り付けたらスタートします。
今回はベタプリントにしたので縫い縮によるずれ予防の為、先に縁取りしましたが紋様部分だけをプリントにすれば少々のズレ等は気にならないかもです。
中央部の文字はプリントと同じフォントをパンチデータにしたものですが縫い上がると糸の厚みがある分、見る角度によって風合いが変わって面白いです。
縁取りをヒートカットすればワッペンの出来上がり。
コテを動かして切るよりも生地の方を回しながら動かす方が上手にヒートカットできる様に思います。
ジャケットへの取り付けは毛足の長い生地なのでアイロン接着やめて縫い付けます。
内ポケットが使えるように手縫いで貼り付ける事となりましたが普段から裁縫仕事などして無い rururu326さん 針で刺しまくって血だらけで大変でした😅
刺しゅう枠位置決めの話
ワンポイント刺しゅう入れたりネーム入れる時、上手く刺しゅう枠の位置決め固定出来ない事ありませんか?
今回は、薄手ナイロンジャケットの左胸にワンポイント直刺しした時の刺しゅう枠固定の様子です。
実寸で、マーキングシールを作って向きや傾きに気を付けて位置決めします。
先に上枠を任意の場所に仮止めの為に両面テープを貼り付けておきます。※この時、粘着力を落としておくと後の作業がスムーズです。
仮止めの際は、裏に程良い厚みのスペーサーなどで作業台から少し浮かせておくと作業がし易いですよ!
次に下枠と下紙を一緒に持って裏側に被せましょう。※この動画では薄手ナイロン生地への刺しゅうなので、ロゴと文字間の縮みと撚れの防止に平織り生地を45度ずらしで2枚重ねで使用。下紙のシワを伸ばすのも上枠が引っ付いてるので楽勝でした。
刺しゅう面裏側に裏地など挟み込まない様、慎重にセットすれば見事レーザーポインターがマーキングシールの中央に!糸の色の確認してSTARTすれば後は待つだけ😆
刺しゅう枠外す時は、両面テープで生地表面を傷つけない様に慎重に外して完了です。
素材やデータによりこの限りではありませんが参考にして頂ければ幸いです。
では、またの機会に・・・。
rururu326
brother 帽子枠その後の後
brother PRシリーズ帽子枠にセットする際、通常通り下紙を取り付けると帽子前立て部と下紙の隙間、気になりませんか?
刺しゅう機にセットすると本体針板(帽子枠用針板カバー)と下紙は接触してるけど帽体は少し浮いてる状態にあります。
針が帽体に落ちて針板を通る時に帽子枠中央部と外側へ離れていく程移動距離に誤差が生じ歪んだり残念な仕上がりなった事ありませんか🤔
平枠などは、動きが平面なので針の落ちる位置に(そもそもそもそも生地と下紙に隙間が出来ない)さほど影響はない様に思いますが、帽子枠は円周方向へ動くので生地側(外側)の方が移動距離が長い均等に縫ってくれれば良いですがそのしわ寄せが仕上がりに大きく影響します。
中央にワンポイントならまだしもデータの幅が広がるほど残念な感じになりません?
そんな隙間を解消する為に考えたのが、帽子枠と下紙の間にスペーサーを入れる!
5mm厚の硬質スポンジシート(100円ショップで購入スチレンボード)軽くてサクサク柔らかいので外し忘れた時(よくある)も刺しゅう機へのダメージも少ないです。
オフセットして取り付けるので帽子本体との隙間がなくなり完璧とは言えませんが劇的に仕上がりが変わります。※下紙が密着して柄が透けて見えてます 縫い順は内から外へを考慮する事お勧めします。
また何か気付いた事や実践した事あったら紹介したいと思います。
何かの参考にして頂ければ幸いです。 rururu326
brother 帽子枠その後
キャップへ刺しゅうのその後の改善について報告です。
ツバ部分の擦れによる傷防止について、付属のツバ押さえや粘着の弱い養生テープ等で保護していましたが、変形や表面の毛羽立ち等気になる事もチラホラと😅
養生テープやマスキングテープ等結構スベスベしてますが割と柔らかいので、刺しゅう機の稼働中、強く接触すると刺しゅう機本体カバーの継ぎ目に食い込んで停止する事も!!
ツバは最初から擦れるのが前提!そこで思いついたのが滑りをよくする事、クリアファイルにツバを型取りして少し大きめに溶着。※ヒートカット用の電気ゴテで穴が開かんくらいで滑らすとあら不思議クリアファイルの表と裏が引っ付きます。
あとはフィットする様に帽体と接触する部分をカットすれば鍔カバーの出来上がり。
クリアファイルの程よい硬さとしなやかさで効果抜群、両端に穴開けて大きめの輪ゴム付けたら固定もツバに貼り付けてあるあるブランドシールもバッチリ養生されます。
刺しゅう機本体カバーとツバカバー接触部にシリコンオイル塗布すればツルツルスベスベです。
湾曲したツバも伸ばす方向でセットする事で逃げが出来てトラブルが減りますし押さえ付けて変形したツバを元に戻すよりも伸ばしたのを戻す方が作業も仕上がりも良いです。
brother PR670E 使用する中で感じた事ですので帽子の形状・個体差によってはこの限りでは有りません、参考にして頂ければ幸いです。※新型の帽子枠ではありません。
rururu326
随分とご無沙汰してました。
早いもので、前回の投稿から5年程経過してましたね😅その間、引越しや転職など生活・勤務環境も変化してました。
日本全国配達で走りまくりのトラックは下りて地に足つけて再出発します。
ミシンでの刺繍が生業になる様に試行錯誤の毎日なrururu326さんです。
ちょっとした日々の出来事を綴っていこうと思います。
出先での作業続きで・・・。
ここ数日でグッと寒くなりましたが、風邪など引いていませんか?
4t車ユニック車で全国に荷物を届ける "rururu326"さん、キャビン後部の寝台にもシュラフを持ち込んで冬支度もバッチリです。
冬は暖かい格好でシュラフに包まって喉の乾燥防止にマスク付ければエンジン止める方が振動も無くて快眠できますyo!※夏は暑過ぎてエンジン止めると熱中症が危険なので、環境には悪いですがエアコンは必需品です。
それはさておきココ数ヶ月、北は青森から関東・四国・広島・九州長崎まで、現場と会社を行ったり来たりでなかなか家に戻れず、ご依頼頂いているオリジナルキャップやワッペンの作成にも影響が・・・。
上手く車を停めれた時は寝るまでの時間を使ってデータ作りです。
前にも触れた事ありますが、最近の各社クラウドサービスがほんと便利で日本中何処にいてもインターネットに繋がってさえいれば家のMacで作業中のデータを出先のWindowsパソコンで仕上げられるんです。
部屋のPCで作業するって固定観念を無くす様なシステムを創った人達って凄いですよね。
その凄い人達の恩恵を受けて日々データ作りに励んでいますyo!
時間を見つけてはデータ作成してますが、刺繍機で出力してみないと仕上がりが判らないです。
こればっかりは、家に戻らないとどうしようも無いと諦めている "rururu326"さんです。
brother 帽子枠(続)こんなトラブルありませんか?
先日改良して位置決めが安定したbrother 帽子枠でしたが、ツバが湾曲した一般的な形の野球帽へ刺繍する為、位置決めの確認で刺繍機を動かしたところ、一番ツバに近い両端部でツバと刺繍機本体との接触で帽子枠に無理な力が加わり異常停止、枠がズレるトラブル発生!
フラットバイザーキャップはツバが平らなので、本体と接触しても程良くしなって逃げてくれたんですが、湾曲したツバは強度が高く逃げてくれなかったんですネ。
そこで外していた『ひさし押え』を元に戻して使用してみると干渉はしなくなりますが刺繍位置が、若干上方向にズレる様です。
帽子枠の固定部爪がツバ縫製部分から5mm程ずれています。
そこの問題解消が、前回作った位置決スペーサーを使う事でしたが、ひさし押えそのままではセンターの出っ張りが邪魔なのでサンダーでカット、スペーサーにも逃げを作る事でスペーサーで位置決めしながらひさし押えも使用出来る様になります。
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ツバは若干、変形しますが固定用爪は端部にピッタリ合って位置決め完了です。※ツバの変形は作業終了後、速やかに元に戻せば大丈夫の様です。
やはりメーカーがテストを重ねて作った部品は無駄じゃ無いですよネ〜。
フラットバイザーキャップは『ひさし押え』を使わなくても大きな問題はない様でした。※擦れ防止の養生は必要です。
絶妙なクリアランスにびびった"rururu326"さんでした。